YRVは2000年8月、ダイハツから発売された車です。ベースの車は以前私も乗っていた「ストーリア」。まあストーリア自体もミラなんかとほぼ同じような車体を使ってますので、軽自動車がベースのようなものです。車名の由来は「YoungなRV」ではなく・・・・
@ | Youthful style (若々しく) |
A | Robust body (逞しく) |
B | Vivid performance (イキイキと) |
の、頭文字を取って「YRV」と命名されました。「ダブルウェッジスタイル」と呼ばれるサイドウインドウラインと今ではちょっとしたブームになってますが、「パノラマガラスルーフ」というフロントウインドウから一体化したように見えるガラスルーフ(サンルーフ)の「パノラマパック」というオプション設定が当時としては特徴的でした。
エンジンは1.0Lの3気筒NA、1.3Lの4気筒NA、同じく1.3Lの4気筒ターボの3種類の設定。特にその中でもターボは140馬力を絞り出し、ボディも1トンを切る軽さゆえに強烈な加速を味わうことができます。このターボエンジンは他にテリオスにしか設定されず、もったいないなぁと思いますね。レギュラー仕様ですし。
足回りも「カーブドオフセットスプリング」というサスを採用し、当時のコンパクトカーの中では出色の乗り心地を誇っておりました。まあRパック(ターボR)というセットオプション専用のチューンドサスペンションは、純正としてはとても硬く、乗り心地もあまり良い評価を得なかったのはご愛嬌。(私はそんなに悪く感じないのですが)
2005年7月まで販売され、その間マイナーチェンジは2002年12月に1回行われ、ここではターボグレードのコラムシフトがフロアシフトに変更されました。テレビCMでは郷ひろみを採用した印象的なCMで注目を集めました・・・。が、この車、あまりにも無名です。「車なに乗ってるの?」と聞かれ、「YRV」と答えても「??」な反応。「どこの車?」「軽?」「どんな車?」とまあこんな感じの会話が繰り広げられます。そのくらいマイナーな車です。
ではこれから私の車をメインに紹介させていただきます。